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2023年03月25日

旅用「UMPC/ウルトラモバイルPC」購入!感動は小ささよりPD給電!?(UMPC-03-SR)

今までは「超薄型超軽量ノートPC」を旅用に使っていましたが、キーボードサイズの関係で平面的な大きさだけはどうにもならず、実際のところかなりお荷物になってしまっていました。しかも超薄型超軽量ノートになると耐久性に難点があり、何度も旅に持って行く内にキーボードの一部が反応しなくなったりして、現在は使うに使えない状態になってしまいました。

ちなみにこれまでの超薄型超軽量ノートPCはSONY時代の「VAIO PRO 11」で、A4サイズ(285x197x11.8〜15.8)にもかかわらず770gという軽さも、ACアダプタが250gもあって結局1kgオーバー。さらにマウスなども含めるとさらに重くなります。何よりACアダプタが邪魔で、せっかくのPC本体が薄くても邪魔なACアダプタが必須なので、どうにかならないものかと思っていました。

そして今回はそのノートPCが使うに使えない状態だったのもあり、とにかく安くて小さいPCを買ってみることに。

そこで狙ったのがあの驚安の殿堂こと「ドン・キホーテ」が販売しているウルトラモバイルPC「UMPC-03-SR」

なんとサイズはB6「181x113.6x19.6」でA4の半分未満で、重さも550gとVAIOより3割以上も軽くなっています。さらにこのドンキのUMPCは初代から3機種出ており、最後に販売されたものはなんと「USB type-C給電」タイプで、つまりのところ「ACアダプタ不要」ってことになり、ACアダプタ分の重さも邪魔さも一気に解消されることに!?もちろんUSB給電ことPD対応充電器が必要ですが、もともとも超小型PD対応充電器を持っていたので無問題。

実はPCの小ささよりもこの「PD給電」ができることが何よりも重宝。なにせ旅には必ず持っていく、スマホやデジカメを充電するための充電器でノートパソコンも充電や給電もできちゃうんですからね。丸々ACアダプタ分の荷物が要らなくなるのは大きいです。ちなみにPD対応充電器は「20W」タイプと「45W」タイプを持っていましたが、20Wでも問題なく充電も給電もできました。PD対応ケーブルも百均/セリアで売っているものでOK(20W充電器はアマゾンで1000円程度で買えます)。

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ちなみにUMPCのサイズ自体は数値で書いても判りにくいので、全国的にメジャーか否かは分かりませんが「IKEAのコーヒーカップ/フェールグリック(199円)」で比較。画面も本体もコーヒーカップ2個分程度のサイズと判ります。ちなみにマウスも超小型サイズのもの(41x78x33)ですし、充電器も45Wで2口タイプにもかかわらず超小型です(41x31x44)。1つ口ならもっち小さいものもありますが、2つ口ならPC給電しつつスマホやデジカメも同時充電できますからね。

umpc03sr-b.jpg

umpc03sr-c.jpg

そしてPCケースも専用のものだとサードパーティで2000円超もするのですが、なんと使っていなかった自前の「無印良品・B6サイズ手帳カバー/スケジュール帳カバー」がジャストフィット。1円も使うことなくカバーをgetでした。しかも無印デザインなのでお洒落ですw


ちなみにUMPC本体は新品でもドンキホーテで「29,800円(税込32,780円)」でしたが、ほぼ新品の中古ものをメルカリで15000円で購入。まぁ相場は2万以上だったのでラッキーでしたが、とかくこの手の商品は使いこなせなくてほとんど使わず弄ばせているものが多いので、探せば良品を格安で手に入れることができます(その代わり目利き必須)。

ちなみにスマホに無線接続できるキーボードも持っていて、ここ最近はノートPCを持って行かない代わりにスマホのみで旅行や出張中はしのいでいましたが、文字入力はできるものの画像加工やサーバ接続できなかったのでいろいろ苦労していました。でもこのUMPCならPhotoshopも使えますし、FTPもクラウドも普通に使えますのでかなり重宝しています。

ただ小さいが故の問題点も多かった!

このドンキのUMPCの場合「キー配置が大問題」。リアルに文字入力で必要な「−=/マイナス・イコール」「^〜/キャレット・チルダー」が変な位置になっていて、その2つが本来ある場所には滅多に使わない「PrtScr」「Insert」になっていてこれが困りに困った。日本語入力して「ー」は使用頻度が超高いのに何処にあるのか毎回探す羽目に。なので今後はキーボードレイアウトをアプリで強制変更して本来の位置に戻して使うこととします。キーボードにもホワイトペンで手書きで変更後のものを書くしかありませんww

umpc03sr-b.png

あとF1〜F12のファンクションキーもダイレクトキーがなく、「fn」キーを押さないと使えないので、ファンクションをショートカットキーにしているソフトウェアはショートカットが使えなくなったのも痛いものの、まぁそれはレアケースなので今のところ何とかなっています。

またドンキのUMPCは3機種共にモニターが180度回転してタブレット端末としても利用できるのですが、実際のところそうして使うことは皆無。むしろタッチパネルが文字入力時に軽く触れただけで誤作動して大迷惑。なのでデバイスマネージャーなどでタッチ機能を完全オフにして使っています。ただキーボード下部にある「ポインティングデバイス(タッチデバイス)」が何をやってもオフにできないのが困りもの。マウス接続時にオフになる設定をしても動くのでこれは困りに困っています(キー入力時に誤作動しまくり)。

まぁ価格がアレ(定価3万円/買値1.5万円)なので多少の不便は覚悟の上。何よりOSがWindows10なのでソフトウェアが何でも自由に使えるのは大きい。ストレージもSSDなので早いらしいですし、容量も64GBしかないもののmicroSDで128GBカードを入れているので今のところは問題ないです。そしてやっぱり「小ささとACアダプタ不要」なところがデカイですね。

でも旅先では人前で使いませんけどw(そういう自己満/自己主張主義ではありませんw)

将来的にはスペックが低くくWindows11対象外となるのでこの先何年使えるか微妙ですが、ただサポート切れになっても所詮「旅用PC」なので使い続けることはできそうですけどね。ちなみにドンキホーテが発売しているUMPCですが、店頭販売はもうしていないと思います。基本、中古でしか手に入らないようですが、先の話のように使いこなせない人が多いので、粘って探せば新古品的なものも見つかるかもしれませんよ(私も探し始めて3ヶ月目に発見して即購入)。

まぁかなり割り切る必要があるPCなのでおすすめはできませんが・・・

でも買うならPD給電ができる「3代目NANOTE NEXT・UMPC-03-SR」が絶対におすすめ!初代NANOTE(UMPC-01-SR)2代目NANOTE P8(UMPC-02-SR)はPD給電できないので避けた方が良いと思いますよ。。。


画像引用:ドンキホーテHP
posted by 離島ドットコム管理人 at 18:58 | デジカメ・デジタル機器