3月末の梅雨の中休みに時間的に余裕があったので様々なメディアに取り上げられている「ロピア沖縄国際通り店」行ってみた。基本、ロピアには興味は一切ないものの暇だったので普段は近づくこともない国際通りへ。
まさかの入場制限も店内ガラガラ…
ロピア沖縄国際通り店ができたのは、那覇市民には「公衆トイレ」として認識されている大失敗再開発箱物施設「さいおんスクエア」の1階。以前はレストランが2軒入っていた1階にロピアが入店。すぐ横にファミリーマートがあります。しかし入店しようとするとまさかの「入場制限」。は?って思ったものの、滅多に行かない場所だけに仕方なく並ぶ。10分超待たされたあげく入店するもカートは100円玉を出さないと使えないという訳わからないシステム。もちろんカートを使わないで購入も可能ですし、100円玉も帰るときには戻ってきますがキャッシュレスの現代で百円玉なんて持ち歩いていませんよ。(ショーワなロピア)
入口付近超狭い!最初に安くない野菜/果実コーナー
買物する気ないのに散々待たされたあげくようやく入店。しかし入ってすぐに感じたことは「超狭い!」。お店の造りが悪く店内にスムーズに入れないようになっている。ドンキホーテでも店内にはスムーズに入れます。そして最初あったのが野菜/果物コーナーで安くない。セール品が一切ないので他の沖縄のスーパーに比べて割高感200%(他店特売品の2倍近い価格)。驚きだったのはパイナップルの試食があったこと。人がいっぱい通る場所での試食なんて恐怖で食べられません!(汚染度高い試食品)
恐怖感MAX刺身試食!試食品はボッタクリ品多し
野菜/果実コーナーの先は加工肉コーナーがありその先に肉/魚と続きます。さすがに肉コーナーに試食はないも魚コーナーに刺身の試食があって多くの人がたかっていました。ノーマスクのハイエナがたくさん群がっており、唾を飛ばしながら試食。怖くて試食でも食べたいとは思えません。しかも試食できる商品の元値を見るとかなり割高商品で、いわゆる「ボッタクリ試食」。騙されて買う人が多いんでしょうね。(ボッタクリ商法)
また加工肉では「湘南ハム工場より」という商品がありましたが、沖縄の人で「湘南」ってわかるの?そもそも湘南で作った商品を通常便で沖縄まで来るのに1週間かかる。それを考えると古くて劣化した商品をゴリ押しして売っているようにしか見えません。(本土ブランド押し売り)
ちなみに肉/魚ともに単価的には安めでしたが、どれも「そんなにいるか!」ってくらいのキロ売り。グラム売りではありません。コストコじゃあるまいしスーパーでキロ単位でしか売らないってどういうこと?偽コストコにしか見えませんでした。貧乏人が単価に騙されて買い、使い尽くせずに余らして破棄の貧乏スパイラルが目に見えます。(偽コストコ商法)
目が点になる総菜/弁当コーナー
ハナから期待していなかったロピア沖縄国際通り店でしたが、せめて那覇中心街にあるので弁当や総菜だけは期待。個人的にはオーケーのような安くてバリエーション豊富な弁当や総菜を期待も、総菜/弁当コーナーへ行って目が点になりました。弁当もおにぎりもサンドイッチも一切なし。弁当はあっても1個1000円超の貧乏家族シェアして1個を食べる大サイズものだけ。総菜も「飽きるわ!」ってレベルの1種類大容量のものしかなく、これでは一般のスーパーマーケットではなく居酒屋が買い出しするための業務スーパーの感覚でした。でも本物の業スーなら本土だとお弁当もおにぎりも売っていますけどね。(ランチにはロピア行くな)
さらに店内全般に言えるコトは商品の種類が少なく1種類を山積みにする商法。確かのその方がお店としては利益出しやすいが、客としては選択肢が無く飽きる。さらに同じ商品が2ヶ所以上の棚で売られていたり、とにかく品数が少ない印象です。1つの棚に本来なら10種類入るところ1種類を10個並べています。(お店の利益最優先商法)
特にパンコーナーが酷くて一見いっぱいあるように見えるが一段が全て同じ商品(1つの棚に6種類入るのに同じ商品が6個並んでいる)。しかも全然安くないし沖縄のどこにでも売っているものばかりで面白くも何ともない。せめてドンキホーテのように沖縄では手に入らないものも取り扱って欲しいものです。
(沖縄のスーパー変わらない品揃え)
ショーワ?決済現金のみ!
何よりビックリしたのがキャッシュレス率が高い沖縄で今時「現金のみ」。あのユニオンでも独自電子マネーでキャッシュレスしています。離島の商店でも最近はクレカやPayPay使えるのに那覇のど真ん中で現金のみはある意味奇跡(狂気)。国際通りに出店して外国人観光客には来るなってことですね。(ショーワな現金決済限定)
ちなみに長いこと那覇で生活していますが、現金使うのはコンビニプリントするときのみ。他は全てキャッシュレスで生活しています。故に現金はほぼ持ち歩いていませんので、ロピアに行っても買物することできません。まぁ沖縄でも貧乏人はキャッシュレス低いですが、今の時代に「現金決済のみ」と堂々と謳うお店はある意味奇跡(狂気)です。(時代錯誤なロピア沖縄国際通り店)
ロピア沖縄国際通り店まとめ
とにかく「酷い」の一言だったロピア沖縄国際通り店。すぐに入店できないわ、入店できても弁当無し・おにぎり無し・サンドイッチ無し・単品総菜無しだし、同じ商品を山積みするだけで品揃えは悪いし、安くないし、珍しい商品無いし、何より店内が面白くも何ともない。これならまだ同じ国際通りのドンキホーテの方がマシで、生鮮食品もドンキホーテ壺川店の方がマシです。っていうか今回のロピア沖縄国際通り店出店でタッグを組んだフレッシュプラザユニオンの古島店の方が最高です。(国際通り店がロピアではなくユニオンなら最高だった)
現金決済しかできないのも最悪ですが、駐車場がまさかの立駐でしかも買ったものをすぐに持って行けない場所にしかない。沖縄のスーパーで車でのアクセスを一切考えていない店舗づくりには甚だ疑問を感じます。それに対し先のフレッシュプラザユニオン古島店なら広大な駐車場がありますし、モノレールの駅も目の前ですし、独自電子マネーですがキャッシュレス決済もできるし、何より日替わり商品があって毎日行っても楽しい。(まんねりロピア)
まぁ大容量の貧乏大家族御用達商品が多いので「今は」重宝する人もいますが、南城市に本物のコストコできれば客は全て奪われること必至。さらに沖縄では絶滅種の「10時開店」という超遅い時間もダメダメ。沖縄のスーパーは半数が24時間営業で遅くても9時開店。10時はみなさん買物終わっている時間です。そもそもこのロピア沖縄国際通り店から徒歩2〜3分のところに24時間営業のイオン系マックスバリュ牧志店があるので、普通の買い物はマックスバリュが断然おすすめ。なによりロピア沖縄国際通り店は国際通りにあるのに観光客がふらっと入って買物できませんからね。(入場制限/大容量のみ/駐車場不便/現金のみ/土産系無し)
とにもかくにも貧乏大家族ではない普通の那覇市民には使い勝手が悪すぎますし、観光客にも使いようがないロピア沖縄国際通り店。地元民も観光客もドンキホーテ国際通り店とマックスバリュ牧志店が断然おすすめですよ。(どっちもキャッシュレス完全対応)
ロピア沖縄国際通り店 詳細情報
【電話】098-917-0402
【営業時間】10時〜21時
【決済方法】現金のみ(一切のキャッシュレス不可)