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2023年07月11日

2万円のサンダル購入!その名も「雪駄×スニーカー“unda-雲駄-”/Sumi」

「雪駄」ってご存じですか?沖縄だと全く馴染みがありませんが、東京生まれだと馴染みがある履き物で、下駄より履きやすい草履の一種です。特に東京都心の祭りになるとこの雪駄は必需品で、私は履いたことはありませんが、祭りに参加している大人がよく履いていたのを覚えてます。

でもよくよく考えると、沖縄でもビーサン(島ぞうり)が普段の生活でも定番なので、雪駄も重宝するのでは?って思っていました。ただ雪駄はビーサンほどの耐水性がなく、むしろ吸水性があるので海遊びには適しません。と言っても沖縄の陸上で履くなら、ビーサンのように足の裏がサンダルとの間で滑ることもないので安心かも?って思います。

ただビーサンも雪駄も基本は靴底が薄いので、長い距離を履くのは困難。我が家のビーサンは靴底が厚めなものなのでかなり快適も、どうしても足の裏と踏面の滑りが気になっていました。汗かくとキュッキュッ鳴って恥ずかしいですしw

そんな悩みがあるとき、本土のクラウドファンディング(以後CF)でこんな理想的な商品開発の話が!?

「雪駄×スニーカー」

基本は雪駄なのですが、靴底部分がスニーカーのような履き心地になっているもので、まるで雲の上を歩くかのような履き心地から「unda-雲駄-」という名前が付けられている商品。以前から気になっていたものの、発見したときにはCFは終了。でもあまりの人気にその後一般発売されましたが、サンダルなのに「1足2万円〜3万円」と試しに買ってみるには高額。なにせマラソンスニーカーでさえメルカリで1足3千円〜5千円で済ましていますからね。

そんな高価な「雪駄×スニーカー“unda-雲駄-”」をたまたまネットで検索したら、ほぼ新品同様で「1足12000円」とお買い得品発見。メルカリでは2万円が相場なのでかなりお得な価格に即ポチ。しかも沖縄にも店舗がある中古ショップだったので、安心なばかりか配送も超スピーディー。注文して3日後には沖縄に届いていました。

undasumi202307104617.jpg

ちなみに雪駄の基本は踏面部分が「畳のような生地」なので本来なら畳色のはずも、この「unda-雲駄-」には他にもカラバリが有り、今回は最も汚れが目立たない「sumi」こと黒色を選択。これならぱっと見た目がビーサンと変わらないので恥ずかしくもないですからね(畳色のだといかにも雪駄ないし下駄に見えるので恥ずかしい)。

またこの「unda-雲駄-」には左右がないので、片足毎にローテーションできるのもいいですね。とかくビーサンは右用・左用が決まっているので、どうしてもかかとの外側部分が早くすり減ってしまいますが、左右両用なら長持ちできそうです。

そして注目がかかとのスニーカー的な構造。

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まるでナイキのエアマックスのようなクッション素材が雪駄なのに入っています。見た目が雪駄のままなので驚きです。でもそのクッション素材が雲のように柔らかい訳ではなくむしろ固め。むしろ「unda-雲駄-」は履き方で雲の上を歩くかのように感じられるらしいです。あえてかかとをはみ出して履くと履き心地が良くなるらしい。人気の商品だけに履き心地もさぞかし良いんだろうな〜っと期待しています。また1年を通してビーサンで生活する沖縄としては、この「unda-雲駄-」は1年中履けるのも嬉しいところです。

ちなみにCFでは最安「9720円」も、一般発売時は「20350円」。でも一般発売も既に売り切れており、現在手に入るのは中古品ないし新古品(未開封中古品)。メルカリではCFで1万円そこらで仕入れた新古品をボッタクリの2万円〜3万円で売っている転売ヤーが多いので気をつけましょう。

転売ヤー以外からもたまに売り出されますが(写真がメーカー公式ではなく自分で撮影したものなのですぐに分かる)、個人売買だとほとんどが1万円台後半。しかもかなり履きつぶしているものが多く、今回はメルカリは諦めてきちんとした中古ショップで探しました。するとメルカリでは滅多にない1万円台前半のものを発見!

ただメルカリのようにどのくらい履いたかを聞くことができないので、写真だけで判断して購入。そして到着してみるとソール部分の擦れどころか汚れさえなく、ほとんど新品だったのでラッキーでした。まぁまともな中古ショップだと靴は汚れているだけで買取NGなので、販売中のものは綺麗な商品が多いですよね(メルカリはゴミみたいなものでも売っているけど)。

ちなみにネットだと楽天は本物を売っていますが、アマゾンだと「unda-雲駄-」は検索しても全くヒットせず、バッタ物ばかり出てきてそれを買わそうとするので要注意です。楽天の方が品揃えがまだマシですが、むしろGoogleショッピングで「unda」を検索するのがおすすめです。私もそこからお買い得品を見つけた次第です。ちなみに同じ「unda-雲駄-」でも「EVA」が付いているものは安いですが雪駄ではなく単なるビーサンですのでご注意あれ(鼻緒も踏面もシリコン/ゴム系)。

今回は一般発売の2万円にこそならなかったものの、それでも1万円台で購入。サンダルに1万円超もかけることはなかなかできませんよね。今回はまさに勢いで買っちゃった次第です。

でも見た目はとても気に入っており、あとは履き心地ですが・・・

早速1時間ほど履いてみたけど、右足は約5分後、左足は約30分後に「鼻緒ズレ」して出血。普段からビーサンにははき慣れているので、鼻緒ズレは滅多に起きないのですが、雪駄になると話は別でした。慣れるまで時間かかりそう。。。あと気になるのは重さで、ビーサンに比べるとかなり重く感じます。結果、リハビリにはいいものの、遠距離歩きは鼻緒ズレと重さで向いていないようです。

結論!「unda-雲駄-」は長い距離歩くのには向いていません。まぁ沖縄だと近場専用かな?夏の本土行きなら有りですね(今シーズンは骨折療養で無理だけど…)







<今回購入>

雪駄×スニーカー「unda-雲駄-」
SETTA × SNEAKER “ unda ” / Sumi


posted by 離島ドットコム管理人 at 12:31 | ファッション・服・衣類